ポスト・ヒューマンの魔術師

「自称人間」の時代からポスト・ヒューマンの時代へ。

メディア現実の「デザイン」

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『メディア現実の「デザイン」』の概要

 仮想現実や拡張現実が支配的になると、技術は我々に<メディア現実>を魅せてくれる。もはや我々が人間に言及するためには、難しい哲学書を読み込むのではなく、技術とメディアの世界に習熟する必要がある。今や我々は、自身の人間性に直接コミットすることが不可能となったのだ。

『メディア現実の「デザイン」』の目次

  1. 知識社会という名の「無知社会」
     知識社会は、知ではなく、無知をベースに動いている。我々は、情報を共有するたびに、インタラクティブに無知を拡散していくのだ。
  2. 活字的な書物の「負担免除」としてのハイパーテクスト
     活字出版の書物は、ハイパーテクストの登場によって、その役割を終えた。
  3. 「無知社会」の象徴としての「ウィキペディア」
     ウィキペディアは、集合知の象徴ではない。無知の象徴である。
  4. ハイパーメディアによる<より現実的な虚構>の現実化
     「没入感」の「デザイン」を可能とするのは、テクストだけではない。仮想現実や拡張現実では、ハイパーメディアが主流となっている。
  5. ハイパーメディアによる知の「デザイン」
     知のデザイナーたちは、数値化された視覚的コミュニケーションを形式化していくことで、知の構造的な複雑性を機能的に単純化していかなければならない。
  6. ルーザー(負け犬)としてのユーザーを慰める知の「デザイン」
     当面の「デザイン」は、ハイパーメディアとハイパーテクストの循環的な連続を必要とするだろう。と言うのも、ルーザー(負け犬)としてのユーザーには、ハイパーメディアは荷が重いからだ。

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