ポスト・ヒューマンの魔術師
「自称人間」の時代からポスト・ヒューマンの時代へ。
序章
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ポスト・ヒューマンの探究
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筆者について
ポスト・ヒューマンの召喚
ポスト・ヒューマンの召喚:はじめに
単純性に没入する意識
学術と技術の魔術化
没入感を魔術的に方向付ける「デザイン」
ポスト・ヒューマンのリスク・コミュニケーション
政治・法・倫理の格下げ
魔術の選択を促す経済
ポスト・ヒューマンの召喚:結論
はじめに
トランス・ヒューマニズム的な学知や技術の発達は、我々の既知の領域を拡大すると同時に、無知の領域をも拡大する。我々が合理性や俗性を追求したとしても、学知や技術の全てを理解することはできない。それは逆説的にも、終わりなき脱魔術化の追求という魔術的な呪縛を構成する。したがって、ポスト・ヒューマンの文化に必要となるのは、学術と技術を魔術として利用することである。本レポートでは、これを「デザイン」と名付ける。ポスト・ヒューマンが重視すべきことは、複雑高度な学術と技術を構成していくことのみではない。
むしろ重要となるのは、トランス・ヒューマニズムに伴う構造的な複雑性を機能的に単純化していくことなのである。
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