ポスト・ヒューマンの魔術師

「自称人間」の時代からポスト・ヒューマンの時代へ。

更新予定:『最終章:ポスト・ヒューマンの最終戦争』

 『最終章:ポスト・ヒューマンの最終戦争』という題名で、新たなメイン・コンテンツを公開することにしました。これまで、『ポスト・ヒューマンの魔術書』や『ポスト・ヒューマンの境界侵犯』など、含みのある題名で記述していましたが、今回の題名に関しては、言葉通りです。

 目的は、「自称人間」とポスト・ヒューマンの軍勢たちによる、コンフリクトを観察することです。誰でも簡単に他者を人間の範疇から排除することができる昨今で、「自称人間」は、人間中心主義的に衰弱化することになりました。一方でポスト・ヒューマンは、トランス・ヒューマニズムの加速度的な発展と「環境管理型権力」の潜在的な浸透化によって、勢力を展ばしてきました。こうした状況の中で、私は双方の関係において伴うコンフリクトを観察していきます。

 ただし、コンフリクトを解決することについては、私の興味対象ではありません。どうでもいいことです。コンフリクトの完全解決はあり得ないのですから。問題解決は、常に別の問題を派生させます。問題解決は、常に問題解決されるべき問題解決です。付け焼き刃の問題解決策は、一先ず政治家に委ねておきましょう。

 私は、「自称人間」とポスト・ヒューマンのコンフリクトに対して解決策を提示するのではなく、そのコンフリクトが如何にして発現し、持続し、再帰するのかを観察していきます。それがユートピアなのか、それともディストピアなのかについては、読者の判断にお任せしましょう。

この記事の前提となっている理論的考察

  1. ポスト・ヒューマンの哲学
  2. ポスト・ヒューマンの人間科学
  3. バイオ技術の「デザイン」
  4. メディア現実の「デザイン」
  5. 脳神経の「デザイン」
  6. ポスト・ヒューマンの生政治

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