ポスト・ヒューマンの魔術師

「自称人間」の時代からポスト・ヒューマンの時代へ。

更新履歴

メインコンテンツ(1):ポスト・ヒューマンのデザイン

  1. ポスト・ヒューマンの哲学
     まずカントからニーチェまでの哲学史を観察することで、人間中心主義の哲学的陥穽を明らかにする。そこからリベラル・アイロニスト、負担免除論、システム理論、ネオ・フランクフルト学派の流れを観察することで、ポスト・ヒューマンの必要性を説明していく。
  2. ポスト・ヒューマンの人間科学
     オートポイエーシス理論を主軸として、認知科学、神経科学、脳科学、サイバネティクスを観察していく。この観察は、人間の限界を明らかにすると同時に、トランス・ヒューマニズムを理解する上での予備考察となる。
  3. バイオ技術の「デザイン」
     遺伝子技術や生殖技術は、障害児や「化け物」を構成する可能性がある。しかし、だからこそテクニカル・フィックスは、徹底すべきなのである。
  4. メディア現実の「デザイン」
     知識社会は、「無知社会」だ。我々には、もはや現実を知る必要が無い。
  5. 脳神経の「デザイン」
     脳神経管理技術は、我々の脳神経を「デザイン」してくれる。治療に役立つのは勿論、バイオ技術を凌駕するほどのトランス・ヒューマニズム的なエンハンスメントにも効果を発揮するだろう。

メインコンテンツ(2):循環するポスト・ヒューマン

  1. ウェブページ版への序章
     我々が知識を獲得するには、書物に依拠しなければならない。一方で、複雑な事柄を記述するためには、ハイパーテクストを利用する必要がある。
  2. ポスト・ヒューマンの魔術書
     この社会に、「人間」は存在しない。如何なる人間観もある意味では肯定可能であり、別の意味ではまた否定可能だ。今時人間性の本質を追及しているのは、「自称人間」だけである。
  3. ポスト・ヒューマンの境界侵犯
     一方、トランス・ヒューマニズムと「環境管理型権力」は、「自称人間」の動物的欲求を無意識的に操作するするための科学技術を「デザイン」している。この「デザイン」は、「人間的な自我意識を破壊する方法」を採用することで、完成する。
  4. ポスト・ヒューマンの最終戦争
     それはユートピアなのか。ディストピアなのか。「人間的な自我意識を破壊する方法」は、物理学的に実行可能となっている。この方法を手に入れたポスト・ヒューマンを前にして、今、人間の闘いが始まろうとしている。